- MEO対策
- 「新潟市 カフェ」のように地域名を付けて調べたとき、Googleマップの枠に出てくるようにすることです。地図と一緒に3件だけ並ぶ、あの枠のことを指します。
- ドメイン
- 「nextray.jp」のような、インターネット上の住所です。名刺やチラシに書くのはこれで、一度決めたら変わりません。
- サーバー
- ホームページの中身(文章・写真)を置いておく場所です。土地を借りるようなもので、借りているあいだは、誰がいつ見に来ても開けます。
- SEO対策
- 同じように調べたとき、地図の枠の下に並ぶ「サイトの一覧」に出てくるようにすることです。
従来型は、一括数十万円で「納品して終わり」
ホームページ制作の業界では、長いあいだ「制作費として一括で数十万円をいただき、納品したら関係が終わる」という形が一般的でした。いまも多くの制作会社がこの形です。
この形が悪いとは言いません。制作会社にとっては売上が先に立ち、資金繰りが安定します。お客様にとっても、支払いが一度で済む分かりやすさがあります。
ただ、この形には構造的な弱点があります。制作会社の収益が「納品した瞬間」に確定してしまうことです。納品後にサイトが成果を出そうが出すまいが、制作会社の売上は変わりません。すると何が起きるか。ご相談の中でいちばん多いのが、「以前どこかに作ってもらったが、その後は何も起きていない」というお話です。作った側を責めているのではありません。公開後に手をかけ続ける理由が、お金の流れの上に存在しないのです。
当社の型は、ストック型という選択
当社は逆の形を選びました。入口の初期費用を0円にして、毎月の月額29,800円(税別)が積み上がっていく「ストック型」です。
月額には、制作だけでなく、サーバーやドメインの管理、回数の制限のない更新代行とページ追加、SEO/MEOの運用、月次レポート、5年ごとの全面リニューアルまで含めています。ページ数にも上限を置いていません。内訳は料金ページに、含まれない作業まで含めてすべて書いています。更新代行が実際どう回るのか(管理画面を使わず、連絡一本で書き換える方式です)はCMSが無いサイトの更新の仕組みにまとめました。
なぜこの形にしたか。理屈は単純で、当社の売上が「お客様が続けてくださること」からしか生まれないようにしたかったからです。納品した瞬間に売上が立つ形では、公開後の手入れは「サービス」や「善意」になります。ストック型では、公開後の手入れは売上を守るための当社自身の必然になります。善意は続きませんが、必然は続きます。
誤解のないように書いておくと、制作にかかる費用が消えたわけではありません。月額の中に含めて、少しずつ頂戴しています。一括か分割かという支払い方の違いではあるのですが、この違いが、次に書く「リスクの置き場所」を根本から変えます。
初期費用0円のリスクは、誰が負っているのか
ここがこの記事の中心です。
初期費用0円ということは、制作にかかる時間と費用を、当社が先に立て替えているということです。サイトを作り終えて公開した時点で、当社はまだ制作費を回収できていません。月額を何か月もいただいて、ようやく回収が進む構造です。
つまり、成果が出ずに早期に解約されれば、当社がそのまま赤字になります。
従来の一括型では、サイトが成果を出せないリスクはお客様が負っていました。数十万円を払ったのに問い合わせが来ない。その損は、お客様のものでした。当社の形では、このリスクの置き場所が当社側に移ります。だから当社は、公開したサイトを放置できません。放置して解約されて損をするのは当社だからです。
「お客様に成果が出てほしい」という当社の願いと、「長く続けてほしい」という当社の都合が、同じ方向を向く。初期費用0円は、値引きではなく、この構造を作るための設計です。
だから、受付件数に上限がある
この構造には、続きがあります。
公開後に毎月手をかけ続けることが売上の前提なら、お受けできる数には物理的な限界があるはずです。1案件ごとの更新、検索順位の確認、レポート、改善の提案。これを全案件で毎月やる以上、無制限には受けられません。
そこで当社は、ホームページ制作50案件までという上限を設けています。逆に言うと、もし当社が「初期費用0円・月額制」を名乗りながら件数を無制限に受けていたら、それは構造として矛盾しています。手が回らなくなった案件から放置され、ストック型の前提が崩れるからです。
初期費用0円 → リスクは当社持ち → 公開後に手をかけ続けるしかない → だから数に上限がある。この4つは、切り離せないひとつながりの設計です。どれかひとつだけ真似ても成り立ちません。
安さの理由
それでも「月額29,800円は安すぎないか」と思われるかもしれません。安さの種明かしをします。品質を削ったのではなく、経費を削りました。
1. 従業員も外注先も持っていません
当社に従業員はいません。制作会社に外注することもありません。ご相談から制作、公開後の運用まで、代表の私が一人で最後まで担当します。人件費も売上原価も発生しないぶん、そのまま価格を抑えられています。これは資金の都合ではなく、意図的な選択です。お問い合わせについても、私が読んで、私が返します。
2. 訪問営業をせず、広告代理店も通しません
営業担当を置かず、訪問営業も行いません。広告代理店にも依頼していません。ご紹介・検索・地域での直接のご縁を中心に運営しています。営業経費と代理店の手数料は、最終的に価格に乗ります。当社はそこを最初から持たない構造にしました。
3. 受付件数に上限を設けています
前の章に書いたとおり、受付は50案件までです。一人で無理なく見られる数に絞ることで、1件あたりにかかる手間が読めるようになります。数を追わないから、この月額で採算が合います。事務所の家賃も発生していません。経費の内訳は料金ページで公開しています。
月額制が損になる場合
いいことばかりではないので、反対側も書きます。
1. 長く使うと、累計では一括型より高くなることがあります
月額29,800円を何年も続ければ、累計の支払額は一括数十万円を超えていきます。「月額制のほうが常に安い」というのは嘘です。当社の月額には運用・保守・リニューアルまで含まれているので単純比較はできませんが、「作って終わりでいい。運用は自分でやる」という方にとっては、一括型のほうが合理的な場合があります。
2. 3ヶ月以内の解約には、制作費をいただきます
最低契約期間はありませんが、初期費用0円で先に制作している以上、ご契約日から3ヶ月以内に解約される場合のみ、制作費として198,000円(税別)を申し受けます。4ヶ月目以降はかかりません。この条件の設計意図は最低契約期間を廃止した理由に詳しく書きました。
3. 成果の保証はできません
リスクを当社が負う構造にしても、検索順位や問い合わせ件数を保証することはできません。順位はGoogleの評価基準と競合の動きで変わるためです。できるのは、正しい方法で手を入れ続けることだけです。「1位確約」といったご案内はいたしません。
他社と比べるときの物差し
最後に、この記事を「当社を選ぶ理由」ではなく「どこに頼むときにも使える物差し」にするための質問を置いておきます。月額制・一括型を問わず、契約前にこう聞いてみてください。
- 「公開後、毎月何をしてくれますか?」 具体的な作業が答えられない月額は、実質サーバー代かもしれません
- 「解約の条件を契約前に全部教えてください」 ここで言葉を濁す会社は避けたほうが安全です
- 「解約したら、ドメインとデータはもらえますか?」 「渡せない」なら、その安さは人質の対価かもしれません
- 「その価格が成り立つ理由は何ですか?」 安さに理由のない価格は、どこかで帳尻を合わせに来ます
当社の答えはすべてこの記事と料金ページに書いてあります。他社さんにも、同じ質問をぶつけて比べていただくのがいちばんだと思います。
あとから聞かれることが多い点
初期費用0円ということは、月額のどこかで回収しているのですか?
はい。隠すことではないので隠さず書きます。制作にかかる費用は月額29,800円(税別)の中に含めて、少しずつ頂戴しています。一括でいただくか、分けていただくかの違いです。ただし違いは支払い方だけではなく、成果が出ずに早期に解約されれば当社が赤字になる構造なので、公開後に手を抜けないという拘束が当社側にかかります。
月額29,800円には何が含まれますか?
サイトの制作に加えて、サーバー・独自ドメイン・SSLの費用と管理、修正・更新の代行とページの追加(回数の制限なし)、SEO/MEOの運用、月次レポート、5年ごとの全面リニューアル(制作費0円)が含まれます。ページ数に上限はなく、何ページになっても月額は変わりません。含まれない作業と別途お見積りになる作業も、料金ページにすべて書いています。
安いということは、品質もそれなりなのではないですか?
安さの理由は、品質を削ったことではなく経費を削ったことです。従業員を雇わず、外注もせず、訪問営業も広告代理店への依頼もしない。そのうえで受付を50案件までに絞り、制作から公開後の運用まで代表が自分の手で行っています。もっとも、これは当社の言い分なので、ご契約前に無料の簡易デモをお作りしています。品質は実物でご判断ください。
解約に条件はありますか?
最低契約期間はなく、いつでも解約いただけます。ただし初期費用0円で先に制作しているため、ご契約日から3ヶ月以内に解約される場合のみ、制作費として198,000円(税別)を申し受けます。4ヶ月目以降の解約であればかかりません。解約時はドメイン・データをすべてお渡しします。詳しくは最低契約期間を廃止した理由に書いています。
月額制と一括払い、どちらが得ですか?
状況によります。長く使えば累計の支払額は月額制のほうが大きくなることもあり、一括型が常に損というわけではありません。比べるべきは金額そのものより、公開後に誰がサイトの面倒を見るのかという点です。公開後の運用まで含めて誰が責任を持つのかを、契約前に確認することをおすすめします。
損得の向きをそろえた価格
続けていただけなければ当社が損をする形に、価格を組み直しました。
- 従来型の弱点 納品で売上が確定するため、公開後に手をかける理由がお金の流れ上ない
- ストック型 月額29,800円(税別)の積み上げ。続けていただけなければ当社が損をする
- 初期費用0円=リスクの移動 制作費を当社が立て替え、早期解約なら当社が赤字
- だから上限がある 公開後に手をかけ続ける前提なら、受けられる数には限界がある
- 安さの理由 従業員も外注先も持たない・訪問営業と広告代理店を通さない・受付を50案件に絞る。品質ではなく経費を削った
価格は、数字だけを見ると比べられません。その数字の裏で、誰がどのリスクを負い、何をやり続ける約束になっているのか。そこまで見て、初めて比べられます。当社の設計はこの記事のとおりです。あとは、他社さんの設計と並べてご判断ください。