- 原価
- お客様1社のために、外の会社へ払うお金のことです。この記事では、サーバー代とドメイン代を指します。
- サーバー
- ホームページの中身(文章・写真)を置いておく場所です。借りているあいだは、誰がいつ見に来ても開けます。
- ドメイン
- 「nextray.jp」のような、インターネット上の住所です。毎年、更新の費用がかかります。
制作会社の売上は、ほとんどが人の手間の代金
ホームページ制作の見積りで数十万円と言われると、何にそれだけかかるのか分かりにくいと思います。中身は、おおむね次の4つです。
- 人の手間 営業担当・ディレクター・デザイナー・エンジニアの時間
- 外注費 一部を外の会社に頼めば、その代金
- 会社を回す費用 事務所の家賃・広告費・道具代
- 会社に残る利益
公開したあとの「保守費」「サーバー代」は、制作費とは別に毎月かかることが多いものです。サーバーやドメインのような外に払う実費は、全体から見れば小さな額です。価格の差は、ほぼそのまま「何人が、どれだけの時間をかけるか」の差です。
当社の1社あたりの原価は、月1,243円
当社がお客様1社のために外へ払うのは、サーバーと独自ドメインとSSL(鍵マーク)の費用で、合わせて月1,243円(税込)です。サーバーは、国内大手のレンタルサーバーの定価で計上しています。
サーバー代もドメイン代も、月々の料金に含まれていて、別にご請求することはありません。
会社全体の運営費は、月7万円
光熱費・通信費・道具代など、会社を回すためのお金は、すべて合わせて月7万円です。お客様の数にかかわらず毎月かかるので、お客様の数で割った額が1社あたりの運営費になります。お客様が30社なら、1社あたり月2,333円です。
従業員・外注先・営業担当はいないので、人件費はここに入っていません。
プランごとに残る額
お客様が30社のときの、1社あたりの月の内訳です。消費税は、いただいた料金から国へ納める分として引いています。
| プラン | 月々(税込) | 消費税 | 原価 | 運営費 | 残り |
|---|---|---|---|---|---|
| スターター | 10,000円 | 909円 | 1,243円 | 2,333円 | 5,514円 |
| ベーシック | 20,000円 | 1,818円 | 1,243円 | 2,333円 | 14,605円 |
| トータル | 30,000円 | 2,727円 | 1,243円 | 2,333円 | 23,696円 |
残る割合は、スターターで約5割半、ベーシックで約7割、トータルで約8割です。ここから代表の報酬と法人の税金を払います。
残りは、代表ひとりの手間の代金
原価がほとんどかからない代わりに、残りの多くは代表の谷川がかける時間に対するお金です。お話を伺う、原稿を書く、画面を組む、公開したあとに書きかえる、毎月の報告をつくる。ほかの制作会社なら何人かで分ける仕事を、ひとりで続けています。
人を雇えば、この残りから給料を払うことになり、料金を上げるしかありません。当社は人を増やさないと決めているので、そのぶんを料金に乗せていません。
3か月以内の解約だけ、制作費200,000円をいただく理由
初期費用0円のまま、制作の手間は最初の1〜2か月にまとめてかかります。スタータープランなら、3か月でいただくのは3万円です。そこで解約されると、つくった手間の分が戻りません。
そのため、契約日から3か月以内の解約に限り、制作費200,000円(税込)をいただいています。4か月目以降の解約では、この費用は一切かかりません。
見積りを比べるときに聞いておくこと
どの制作会社に頼むにしても、次の3つを聞くと、月々の金額の中身が見えてきます。
- サーバー代とドメイン代は、それぞれいくらか 月々の保守費のうち、外に払う実費はいくらなのか
- 保守費で、毎月何をしてもらえるのか 書きかえは何回までか、1回ごとに費用がかかるのか
- 公開したあと、誰が直すのか 話を聞いた人と、手を動かす人は同じか
当社の答えは、この記事とHP制作会社の収益構造のページ、料金ページに書いてあります。
この記事についてよく聞かれること
原価を公開して、値下げを求められたら困りませんか?
困りません。原価が小さいことは、隠しても変わらない事実です。お客様が払っているのは、原稿を書き、画面を組み、公開後に直し続ける手間の代金で、その中身もこの記事に書きました。そのうえで高いと感じる場合は、ほかの会社と比べてください。
サーバーだけなら、自分で借りたほうが安いのでは?
サーバーだけなら、そのとおりです。ただ、サーバーを借りても、ホームページの原稿・画面・公開後の書きかえ・検索に出す手入れは付いてきません。月々の料金のうち、サーバーとドメインは1社あたり月1,243円で、残りは作って直し続ける手間の代金です。
お客様が増えたら、料金は下がりますか?
いまのところ、料金を下げる予定はありません。会社全体の運営費は、お客様が増えるほど1社あたりの額が下がりますが、代表ひとりが手を動かす時間は、お客様の数に比例して増えるからです。値上げをするときは、前もってお知らせします。
原価を出しても、困らない理由
原価が小さいことを隠す制作会社は少なくありません。当社も、以前は出していませんでした。
それでも出すことにしたのは、お客様が払っているのは原価ではなく手間の代金だと、数字で分かってもらえるからです。何にいくら払っているのかが見えていれば、ほかの会社と並べても迷いません。