- MEO対策
- 「新潟市 カフェ」のように地域名を付けて調べたとき、Googleマップの枠に出てくるようにすることです。地図と一緒に3件だけ並ぶ、あの枠のことを指します。
- Googleビジネスプロフィール
- Googleマップに出るお店の情報(写真・営業時間・電話番号・口コミ)を登録しておく、Googleの無料のサービスです。MEO対策は、ここを整えるところから始めます。
- SEO対策
- 同じように調べたとき、地図の枠の下に並ぶ「サイトの一覧」に出てくるようにすることです。
- ローカル検索
- 地域名を付けた検索や、いまいる場所をもとにした検索のことです。
この図は、実際の画面ではありません。見え方を再現した図で、店名・サイト名・評価はすべて架空のものです。
2026年8月30日に、横幅375ピクセル(一般的なスマートフォンの幅)で実際に検索して、位置を測ったうえで作りました。「新潟市 カフェ」では地図の枠が上から314ピクセル目、サイトの一覧は883ピクセル目からで、1画面(812ピクセル)にサイトの一覧は1件も入りませんでした。「新潟市 工務店」では1画面目が広告だけで、地図の枠は1,270ピクセル目、サイトの一覧は2,191ピクセル目からでした。どちらの言葉で調べても、地図の枠のほうが先に出てきます。
検索結果の並びは、調べる言葉・時期・見ている方のいる場所によって変わります。この図と同じ並びになることを、お約束するものではありません。
MEO対策とは何か
MEOは Map Engine Optimization の略で、Googleマップやローカル検索での表示順位を上げるための対策を指します。「新潟市 美容室」「燕市 ラーメン」のように地域名と業種を組み合わせて検索したとき、地図と一緒に数件の店舗が並んで表示されます。あの枠に入ることを目指します。
よく似た言葉にSEOがありますが、SEOがWebページ全体の順位を対象にするのに対し、MEOはGoogleビジネスプロフィールという無料の店舗情報サービスを軸にします。つまり、ホームページを持っていなくても取り組めます。SEO側の進め方は新潟の中小企業のためのSEO入門で解説しています。
Googleビジネスプロフィールとは
Googleに無料で登録できる店舗・事業所の情報ページです。営業時間、写真、電話番号、口コミなどが表示されます。Google検索やGoogleマップで自分のお店の名前を調べたときに出てくる、あの情報欄がそれにあたります。
なぜ店舗にとって重要なのか
地図検索をする人は、多くの場合「今から行きたい」「近くで探している」人です。調べている段階ではなく、動く直前にいます。だから上位に出ると、来店や電話につながりやすくなります。
もうひとつの理由は、比較の土俵に乗れるかどうかです。地図検索の結果は最初に数件しか表示されません。そこに入っていなければ、どれだけ良いお店でも候補にすら入らないことになります。逆に言えば、大手と同じ枠で並べる数少ない場所でもあります。
加えて、Googleビジネスプロフィールの登録・運用そのものは無料です。広告のように出稿を止めたら表示が消える、ということもありません。広告と違って、手をかけた分が残ります。
順位はどう決まるのか
Googleは、ローカル検索の順位を決める主な要素として「関連性」「距離」「知名度」の3つを公表しています。
- 関連性 検索された言葉と、登録されている情報がどれだけ合っているか。カテゴリ設定や説明文が薄いと、ここで不利になります。
- 距離 検索した人の現在地からの距離。これは動かせません。
- 知名度 そのお店がどれだけ知られているか。口コミの数や評価、他サイトでの言及などが関わります。
3つのうち距離は変えられません。つまり、手を入れられるのは関連性と知名度です。「情報を正確に、詳しく整える」「継続的に発信し、口コミを集める」。MEO対策の中身は、突き詰めればこの2つになります。
順位は保証できません
距離という要素が含まれる以上、検索する人の位置によって順位は変わります。「必ず1位」と断言できる方法はありません。
最初にやるべき5つのこと
効くものから順に並べます。1から手をつけてください。
1. オーナー確認を済ませる
Googleビジネスプロフィールは、お店を登録していなくてもGoogleが自動で作成している場合があります。まず自分の店を検索して、もう情報があるかどうか見てください。存在する場合は「ビジネスオーナーですか?」というリンクからオーナー確認を行い、編集できる状態にします。ここが済んでいないと、その先の作業が一切できません。
2. カテゴリを正しく選ぶ
関連性に最も強く影響するのがカテゴリです。メインカテゴリは1つしか設定できないため、お店の主業をいちばん的確に表すものを選びます。「レストラン」より「ラーメン店」のように、具体的なものがあればそちらを優先します。サブカテゴリは複数設定できるので、提供している他のサービスを補足します。
3. 基本情報を隙間なく埋める
店名・住所・電話番号・営業時間・定休日・支払い方法・駐車場の有無など、入力できる項目はすべて埋めます。特に住所と電話番号の表記は、ホームページや他の掲載サイトと完全に一致させてください。表記がばらついていると、Googleが同一の店舗だと判断しづらくなります。
年末年始やお盆などの特別営業時間も忘れずに設定します。「行ったら閉まっていた」は、悪い口コミに直結します。
4. 写真を継続的に追加する
外観・内観・商品・スタッフ。利用者が知りたい順に揃えます。とくに外観の写真は「たどり着けるかどうか」を決めます。1回まとめて入れて終わりにせず、月に数枚ずつ足し続けてください。
写真とあわせて使えるのが「投稿」の機能です。何を書けばいいか分からず止まってしまう方が多いので、Googleビジネスプロフィール投稿のネタの作り方を別にまとめました。入荷・作業例・よくある質問・季節の話題という4つの型で、日々の業務そのものをネタに変える考え方です。
5. 口コミを集め、すべてに返信する
口コミは知名度に関わるだけでなく、見た人の来店判断そのものに影響します。会計のとき、お見送りのときに、無理のない範囲でお願いしてください。
そして、返信は全件に行います。良い口コミにはお礼を、厳しい口コミには事実確認のうえ誠実に。返信は投稿者だけでなく、それを読む未来のお客様に向けたメッセージでもあります。
やってはいけないこと
口コミの購入、自作自演の投稿、割引や景品と引き換えの口コミ依頼は、いずれもGoogleのポリシー違反です。発覚すればプロフィールの評価そのものを損ないます。また、投稿された口コミを店舗側の意思で削除することは原則できません。できるのはポリシー違反の投稿を報告することだけです。
業者を選ぶときの注意点
MEO対策は外に頼むこともできます。そのときは、次を聞いてください。
- 順位を保証していないか 距離という要素がある以上、保証はできません。「1位確約」を掲げる業者は、その時点で説明が正確ではありません。
- 口コミをどう集めるか説明できるか 口コミ代行を謳う業者の中には、ポリシー違反のやり方を使うところがあります。やり方を具体的に聞いてください。
- オーナー権限を渡したままにならないか 契約終了後にプロフィールの管理権限が戻らないトラブルがあります。オーナー権限は自社で保持し、業者には管理者権限を付与する形が安全です。
- 何を報告してくれるか 表示回数、地図からの経路検索、通話数などはGoogleの管理画面で確認できます。この移り変わりを毎月出してもらえるか、聞いてください。
MEO対策の多くは、自社で始められます。まず1〜3を自分たちで進めてください。写真と口コミを続ける手が足りなくなったら、そこで外に頼めばいい。
よくあるご質問
MEO対策とは何ですか?
Googleマップやローカル検索で自店舗を見つけてもらうための対策です。Googleビジネスプロフィールの情報を正確に整え、写真・投稿・口コミへの対応を続けます。
MEO対策は自分でできますか?
できます。ビジネスプロフィールの登録、営業時間や電話番号の修正、写真の追加、口コミへの返信は、店舗の方がご自身で進められる範囲です。まずここから手をつけてください。
順位はどれくらいで上がりますか?
業種と地域の競合状況で大きく変わるため、期間も順位もお約束できません。「必ず1位になります」とお伝えする業者にはご注意ください。
MEO対策だけを依頼できますか?
できます。月額29,800円(税別)です。ホームページ制作をあわせてご依頼いただく場合も、同じ月額の中にMEO対策が入ります。