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Googleビジネスプロフィール投稿のネタが尽きないつくり方

Googleビジネスプロフィール(Googleマップに出る店舗情報)には、写真つきで近況を発信できる「投稿」の機能があります。始めたものの2〜3回で止まってしまったという話を本当によく聞きます。原因のほとんどは「特別なことを書こうとするから」です。日々の業務そのものをネタに変える4つの型と、スマートフォンでの写真の撮り方の基本をまとめます。

この記事に出てくる言葉
MEO対策
「新潟市 カフェ」のように地域名を付けて調べたとき、Googleマップの枠に出てくるようにすることです。地図と一緒に3件だけ並ぶ、あの枠のことを指します。
Googleビジネスプロフィール
Googleマップに出るお店の情報(写真・営業時間・電話番号・口コミ)を登録しておく、Googleの無料のサービスです。MEO対策は、ここを整えるところから始めます。
なぜ、この2つをセットにするのか →
Googleビジネスプロフィールを整えると、この枠に出てきます。
新潟市 カフェ
すべて地図画像動画
① 地図の枠ここに出てもらうのが「MEO対策」
1
◯◯珈琲店
4.7 ★(81)・喫茶店
営業時間中・新潟市中央区
2
カフェ△△
4.1 ★(1,057)・カフェ
営業時間中・新潟市西蒲区
3
□□ベーカリー喫茶
4.6 ★(16)・パン屋
営業時間外・新潟市西区
載るのはこの3件だけ。4件目からは「さらに表示」を押した方しか見ません。
ここまでが、スマホの1画面目
② サイトの一覧ここに出てもらうのが「SEO対策」
example-a.jp
新潟市のおすすめカフェ11選
新潟市内でゆっくりできるカフェを、編集部が実際に訪れて…
example-b.co.jp
◯◯珈琲店|新潟市中央区の自家焙煎コーヒー
新潟市中央区で自家焙煎の珈琲豆を販売しています。店内で…
お店やご自身のホームページが出てくるのは、ここから下です。

この図は、実際の画面ではありません。見え方を再現した図で、店名・サイト名・評価はすべて架空のものです。
2026年8月30日に、横幅375ピクセル(一般的なスマートフォンの幅)で実際に検索して、位置を測ったうえで作りました。「新潟市 カフェ」では地図の枠が上から314ピクセル目、サイトの一覧は883ピクセル目からで、1画面(812ピクセル)にサイトの一覧は1件も入りませんでした。「新潟市 工務店」では1画面目が広告だけで、地図の枠は1,270ピクセル目、サイトの一覧は2,191ピクセル目からでした。どちらの言葉で調べても、地図の枠のほうが先に出てきます。
検索結果の並びは、調べる言葉・時期・見ている方のいる場所によって変わります。この図と同じ並びになることを、お約束するものではありません。

投稿が止まる理由は、ほぼひとつ

「新メニューが出たら投稿しよう」「イベントがあったら投稿しよう」。こう考えていると、投稿は必ず止まります。新メニューもイベントも、そんなに頻繁には起きないからです。

ブログやSNSが続かないのと同じ構図です。「投稿に値する特別な出来事」を待っていると、書くことがない日が続き、間が空き、気まずくなって、そのまま止まる。プロフィールに残るのは「最終投稿:半年前」の表示です。

これは、見に来た人に「この店、今もやっているのだろうか」という不安を与えます。営業しているのに、していないように見える。もったいない状態です。

解決の方向は、がんばって特別なネタを探すことではありません。「特別なこと」を書くのをやめることです。

日々の業務そのものがネタになる

お店や会社の中にいると、毎日の仕事は「当たり前のこと」に見えます。ですが、外から見ると、その当たり前こそが知りたい情報です。

たとえば、直売所に今朝どんな野菜が並んだか。工務店が今日どんな現場でどんな作業をしたか。美容室で最近多い相談は何か。これらは中の人にとっては日常ですが、行こうかどうか迷っている人にとっては、「行く」「頼む」を決める材料そのものです。

つまり、投稿のネタは探すものではなく、今日すでにやった仕事の中から選ぶものです。この発想に切り替わると、ネタ切れは起きなくなります。毎日仕事をしている限り、ネタは毎日発生しているからです。

ネタに変える4つの型

「業務の中から選ぶ」といっても、慣れないうちは迷います。次の4つの型のどれかに当てはめると、手が動きやすくなります。

型① 入荷・仕入れ・新しく扱い始めたもの

「今日入ったもの」は、いちばん簡単で、いちばん喜ばれるネタです。小売店なら入荷した商品、飲食店なら仕入れた食材、サロンなら新しく置いた商材。写真1枚と「入りました」の一言で成立します。

毎回ちがうものが入るので、ネタがかぶる心配もありません。

型② 施工例・作業例:「今日やった仕事」

工務店・修理業・クリーニング・整備など、形の残る仕事なら、作業の前と後がそのまま投稿になります。「こういう状態のものを、こうしました」という一組の写真は、言葉を尽くした説明よりも技術を伝えます。

注意点がひとつだけあります。お客様の家や持ち物が写る場合は、必ず掲載の許可をいただいてからにしてください。場所や個人が特定される情報(表札・車のナンバー・住所が分かる背景など)は写さない、写ってしまったら使わない、が原則です。

型③ よくある質問への回答

お客様から繰り返し聞かれる質問はありませんか。「駐車場はありますか」「予約なしでも入れますか」「この症状でも直せますか」。2回以上聞かれた質問は、投稿のネタです。

聞いてくる人が2人いれば、聞かずに諦めている人はその何倍もいます。質問と答えをそのまま1本の投稿にすれば、その全員に届きます。しかも、この型は写真がなくても成立するので、撮るものがない日の型としても使えます。

型④ 季節の話題と営業に関わるお知らせ

季節の変わり目は、それだけでネタです。「タイヤ交換の予約が増えてきました」「冷たい麺、始めました」「年末のご予約について」。季節と自分の商売が交差する場所には、必ず書くことがあります。

また、営業時間の変更・臨時休業・混雑しやすい時間帯といったお知らせは、派手さはなくても、見た人の役に立つ度合いがいちばん高い投稿です。

写真の撮り方の基本

投稿の印象は、文章より写真で決まります。とはいえ専用のカメラは要りません。スマートフォンで十分です。差が出るのは機材ではなく、次の点です。

  • 明るいところで撮る。いちばん効くのはこれです。昼間の自然光、窓の近くがきれいに写ります。夜の蛍光灯の下は、同じものでも古びて見えます
  • 寄って撮る。主役が画面の大半を占めるくらいまで近づきます。引いた写真は情報が散って、何の写真か伝わりません
  • 背景を一度だけ見る。撮る前に、写り込むものを確認します。段ボールや私物が写ると、それだけで生活感が出ます
  • 逆光を避ける。窓を背にして撮ると主役が真っ暗になります。光は自分の背中側か横から
  • 人が写る場合は許可を取る。お客様はもちろん、スタッフでも一言確認してから

この5つだけで、見え方は目に見えて変わります。加工アプリで盛る必要はありません。実物より良く見せた写真は、来店時の落差になって返ってくるので、明るく・寄って・ありのままが基本です。

続けるための考え方

投稿は、1本の出来がどれだけ良くても、止まってしまえば効きません。逆に、1本1本は地味でも、続いていること自体が「この店は動いている」という情報になります。

続けるコツは、意志の力に頼らないことです。

  • 頻度を先に決める。「週1回、この曜日」と決めてしまう方が、「ネタができたら」より続きます
  • 1本にかける時間を10分までにする。写真1枚、2〜3文。それ以上作り込まない
  • 写真は業務中に撮りためておく。投稿のときに撮るのではなく、仕事中に「これは使えそうだ」と思ったら撮っておき、投稿時は選ぶだけにする
  • 迷ったら型③(よくある質問)に逃げる。撮るものがない日でも書けます

投稿を続けても起きないこと

お伝えしておくべきことが2つあります。

1. 投稿しても、順位が上がるとは限りません

「投稿を続ければマップの表示順位が上がる」という説明を見かけることがありますが、当社はそのようにご説明しません。表示順位はGoogleが多くの要素から決めており、投稿がどの程度影響するのかは、外部からは確かめようがないからです。順位を保証することはできません。

それでも投稿をおすすめするのは、順位のためではなく、プロフィールにたどり着いた人への効果のためです。同じ順位に並んでいても、写真と近況が更新されている店と、情報が古いまま止まっている店とでは、選ばれ方が変わります。投稿が効くのは、順位の前ではなく後ろ、つまり見つけてもらった後の「選ばれるかどうか」の部分です。

2. 効果はすぐには実感できません

投稿を始めて1週間で何かが変わる、ということはまずありません。効果の出方も業種や地域によって差があり、事前に約束できるものではありません。だからこそ、1本あたりの手間を最小にして、負担なく続けられる形を先に作ることが大切だと受け止めています。

実際に聞かれた質問

投稿はどのくらいの頻度で行えばよいですか?

決まった正解はありません。大切なのは頻度の高さより「止まらないこと」だとみています。週1回でも続いていれば、お客様から見て「営業している店」だと分かります。逆に、最後の投稿が半年前で止まっていると、営業しているかどうか自体を不安に思われます。無理のない頻度を先に決めることをおすすめします。

投稿すると検索順位やマップの表示順位は上がりますか?

上がると保証することはできません。表示順位はGoogleが多くの要素から決めており、投稿はそのごく一部にすぎないと考えられています。当社が投稿をおすすめする理由は順位ではなく、プロフィールを見つけた人が「今も営業していて、こういう店なのか」と判断できる材料になるからです。

文章を書くのが苦手です。短くてもよいですか?

短くて構いません。写真1枚に2〜3文の説明があれば十分伝わります。むしろ長い文章を書こうとして手が止まるより、「今日入荷したもの」「今日の作業」を写真と一言で出し続ける方が、見る側にとっても分かりやすいと考えます。

写真は一眼レフなどの専用カメラで撮るべきですか?

スマートフォンで十分です。差が出るのはカメラの性能より、明るさと撮る位置です。昼間の自然光で、窓の近くで、被写体に寄って撮るだけで見え方は大きく変わります。この記事の中で基本のポイントを紹介しています。

何をネタにすればよいか、相談できますか?

はい。業種と普段の業務内容をお聞かせいただければ、その業務のどこがネタになるかを一緒に整理します。ご相談は無料で、ご依頼いただかなくても費用はかかりません。

続けるために変えるのは仕組みのほう

投稿が続かない原因は、ネタの少なさではありませんでした。

  • 投稿が止まる原因は「特別なことを書こうとするから」。ネタは探すものではなく、今日の業務から選ぶもの
  • 型は4つ 入荷/作業例(前と後)/よくある質問への回答/季節の話題とお知らせ
  • 写真はスマートフォンで十分。明るく・寄って・背景を確認
  • 1本10分まで。頻度を先に決め、写真は業務中に撮りためる
  • 投稿で順位が上がると保証することはできない。効くのは、見つけてもらった後の「選ばれるかどうか」

Googleビジネスプロフィールそのものの登録・設定については、MEO対策の基本の記事に書いています。まだプロフィールを整えていない方は、投稿より先に、営業時間・住所・写真などの基本情報を正しくすることから始めてください。

「うちの業務の、どこがネタになるのか」という段階のご相談も歓迎です

業種と普段の仕事内容をお聞かせいただければ、投稿のネタになりそうな場所を一緒に整理します。ご相談は無料で、ご依頼いただかなくても費用はかかりません。「投稿の前に、まず基本情報を直した方がいい」であれば、そう申し上げます。あとから営業のお電話をすることもありません。

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